Today's photo252
LEICA M6/Summaron 35mm F2.8/ELITECHROME EBX/+2増感
LEICA M6/Summicron 50mm F2/NEOPAN PRESTO400
人間は生を受けて年月と共に老化し最後には死を迎える。
フィルムだって人間と同じように退色するわけで。
例えば20年前の両親やおじぃちゃん、おばぁちゃんの写真。
たしかに色あせ、所々にはシミや傷があるかもしれない。
だけどその年月と共に劣化した写真を否定することができるだろうか。
逆に深みや懐かしさが蘇り色あせた写真からは歴史の重さを感じるだろう。
『デジタルのデータは永遠に劣化せず画質もフィルムを超えてます。』
たしかにそうかもしれない。
ただ僕が言いたいのは『フィルムって人間らしいじゃない!』って伝えたいわけで。
同じ文章でも電子メールより心を込めて書いた手紙の方が温かさを感じるのと同じだと思う。
永遠が一瞬で消えるより、時の刻みと共に後世へ伝えたい。
ただ写真が大好きだから。
本当それだけです。
僕みたいなど素人が写真論なんて語れる立場ではないのはわかっているんだけど。
これからもよろしくお願いします。